苦しみながらも勝利 [スポーツ]
今日は神奈川県川崎市で行なわれたバレーボールの試合を見に行きました。
お目当ては、もちろん東レアローズです。
相手は、ここ川崎市をホームとするNECレッドロケッツでした。
試合はセットカウント3-2で東レアローズが勝ちました。
勝ったんですけど、なんかなぁって。
この写真は試合後の様子なんですが、
#10木村沙織選手がすぐにこの輪から離れました。
これがこの試合の全体を物語っているとえびたは思っています。
第1,2セットは、それほど危なげなく東レがものにしました。
「このままストレートで勝つかな。」
そう思ったのが甘かったです。
今日の相手のNECは、ここまで4勝8敗でちょっと苦しんでいますが、
先週の試合で12戦全勝のJTマーヴェラス相手に、
2セット取られてから2セット取り返したんです。
これが再現されたかのようでした。
第3セットに入ると、急にサーブレシーブが乱れたような感じに。
そしてブロックでしとめられるというパターンに陥りました。
このままこのセットを失いました。
続く第4セット。
またしても東レのサーブレシーブが安定しません。
ホームの大声援に後押しされるように、
NECがドンドンと点数を積み重ねていきました。
そして、この試合の中盤にそのときが来ました。
東レのサーブレシーブは、リベロの濱口選手とキャプテンの芝田選手、
そして攻守の要である木村選手の3人で行なっています。
3点差くらいついたとき、まずキャプテンの芝田選手が交代。
それでもレシーブが安定せず、ついには木村選手も交代してベンチに下がりました。
木村選手がベンチに下がるのって滅多にありません。
全日本でも、監督から「お前だけは外さない」と言われている選手です。
そんな木村選手がベンチに下がったのは大きなことです。
「このセットは捨てたな。」
木村選手がコートから外れたとき、えびたはこう感じました。
おそらく、この会場にいた多くの人が同じことを思ったことでしょう。
予想通り、第4セットもNECに取られ、
勝負は第5セットにもつれ込みました。
木村選手。
このセットは頭から出場です。
序盤は一進一退の様相でしたが、
徐々に東レのペースになりました。
そして、なんとか東レが勝ちました。
東レアローズは比較的若いチームなので、
勢いで試合をものにすることが多いです。
しかし、ちょっとしたことで崩れて、そのままズルズルということも。
その両方が今日出たと思います。
それを象徴するのがこの写真だと思います。
勝ったのはホントうれしいんだけど、
明日以降の試合がすっごく不安な気持ちもあります。
それでも、東レが勝利することを願って応援します。
明日はBS1で放送されるので、自宅でテレビ観戦です。
...あっ、そうそう。
先週観戦した茨城大会にも同行してたようですが、
木村沙織選手の妹で、
この春入社予定の木村美里選手をしっかりと確認しました。
近い将来、
木村姉妹が同じコートに立つことでしょう。
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